飼えないなら、会いに行こう!

■街で出会う爬虫類
 今は、何でもかんでもカフェ。メイドだろうが、フクロウだろうがカフェ。ということで、他聞に漏れず爬虫類カフェもあります。
 大阪にある爬虫類カフェ「ROCK STAR」では、爬虫類と触れ合えるだけでなく、爬虫類の気持ちになろう、ということで、昆虫などが食べられるのが特徴。
 それだけ聞くと、「うぇぇ」と思いますが、実際にはしっかりと調理されています。まあ、とはいえ無理な人は無理でしょう。
 そこまでは… という方には、東京の「カフェリトルズー」がお勧め。こちらでは、その名前(ズー「動物園」)の通り、爬虫類以外のさまざまなペットに触れることもできます。
 また、爬虫類の中でも、カメが充実しているのも特徴。カメに触れあいたい方は、ぜひいらしてみるとよいのではないでしょうか。
 原宿にある、「東京スネークセンター」は、その名の通り、様々な種類のヘビに触れることができます。
 このようなカフェの良いところは、店内で、通常なら飼うことが難しい珍しい爬虫類に触れられるほか、情報交換ができたり、ショップを兼ねたりしているところです。
 犬や猫など、他の動物でも同じですが、飼おうと思っているけど、なかなか一歩を踏み出せない方は、一度実際に生きている、動いている姿を見るのがお勧め。
 そこ気が付くことは多いのです。
 実際に、それまではあまり興味が無かったり、むしろ怖いと思ったりしていた人たちが、こういった「爬虫類カフェ」に行くことで、イメージが変わって飼い始めた、ということもあります。
 百聞は一見にしかず。まずは気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか?
 動物園では、東日本では、「ジャパンスネークセンター」や、「熱海熱帯園」。西日本では、「天王寺動物園」、「愛媛県とべ動物園」などが充実しています。
 なかなか見られない、珍しい種類に出会えるほか、飼育のヒントになる情報も多いので、今度の休日に、訪れてみてはいかがですか?

爬虫類を飼う時の注意点

■飼う際の注意点
 生き物ですので、当然飼う時には注意が必要です。いくら「飼いやすい」といっても、それはほかのペットと比較してのこと。そもそも、手間をかけたくないなら、ペットを飼うべきではないでしょう。
 その前提のもとに、爬虫類を飼う際の注意点をご紹介いたします。
 まず、温度と湿度。これは、それぞれの原産国の環境によりますが、一般に湿度はあまり高くないほうがよく、温度は一定に保つ必要があります。
 パネルヒーターなどでケージを温めておく必要があり、電気代は、環境や契約している電気会社によって変わりますが、5,000円程度を目安にするとよいでしょう。
 日光浴をさせることも大切なので、紫外線を出すライトを飼う必要もあります。
 エサについては、手に入れること自体は、すべてネットで買えるので問題ないのですが、虫や冷凍マウスを与えることに大きな心理的抵抗がある人もいるでしょう。
 ネットなどでも、爬虫類を飼いたいが、虫は苦手、という人からの相談が寄せられています。
 人工飼料や、植物性のエサ(野菜など)で飼える爬虫類もいますが、できれば虫なども扱えるようになれるといいでしょう。
 ちなみに、もともと虫が苦手だったけど、実際に飼い始めたら、虫に慣れた。という方もいるようです。母は強し… いや、オーナーは強しですね。
 この、エサやりは爬虫類を飼う際の醍醐味であり、また難しい点でもあります。最初はなかなかエサを受け付けてくれず苦労することもあるかもしれませんが、ネットやペットショップなどで情報を手に入れつつ、がんばってみてください。
 今は、YouTubeなどでもエサ槍の動画を見ることができますので、それも参考にしてもいいかもしれませんね。
 最後に、ご近所さんに迷惑をかけないようにしましょう。
 年間数件、テレビでも脱走したペットによるトラブルが報道されます。そこまでいかなくとも、ヘビやトカゲは、やっぱり飼っていない人からすれば怖いもの。いくら飼い主が「大丈夫ですよ」といっても、心理的には納得できません。
 それを前提に、しっかりと管理していく事が大切です。

おすすめ爬虫類は?

■生活別、お勧めの爬虫類は?
 常時、家にいてくれて、しかも飼育に協力的な家族がいるなら話は別ですが、実際には仕事などとペットの飼育を両立しなければいけない人がほとんどだと思います。
 生き物を飼う、というのは大変で責任のあることで、本来なら自分のライフスタイルに合わせるのは良くないことかもしれませんが、そうもなかなか言っていられない。
 そんな方のために、生活のシーンごとにあった爬虫類をご紹介いたします。
 まず、とにかく忙しい。なかなか家にいられないけど、ペットは飼いたい、という方は、フトアゴヒゲトカゲがお勧め。
 こちらは、非常に丈夫なことで有名で、環境にも適応しやすく、人にも慣れやすい種類です。初心者向けの爬虫類として、ネットなどでも頻繁に紹介されており、実際に飼いやすい種類でしょう。
 癒しがほしい。かわいいペットに癒されたい、という場合には、コーンスネーク(アカダイショウ)がお勧め。
 スネーク、ヘビというとちょっとびっくりしてしまいますが、実際には目がくりくりして、カラフルであんまり「ヘビッ」という見た目でもなくかわいいのです。
 人になれますので、腕に巻きつかせることもできますし、噛むこともほとんどないのでお勧めです。ヘビは、エサをやる頻度が低いことも特徴のひとつで、しっかりとエサを与えてあげれば、毎日エサやりをする必要はほとんどありません。
 飼い方が不安。情報がたくさんほしいという方は、カメをお勧めします。
 カメは、昔から日本でもポピュラーだったペットのひとつ(なぜか、昔のドラマなどでは、カメを飼っているのは成績のいい男の子が多かったような気がしますが…)で、飼育に関する情報や、道具などもそろえやすいです。
 ただし、カメについては、小さいときと、大きくなってからのサイズが大幅に違うものもいるので注意。ネットやペットショップなどで、大きくなるとどのぐらいのサイズになるのかを、必ず事前に確認してから飼うようにしましょう。