爬虫類を飼う人が増えている?

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■ペットに爬虫類、という選択
 今も昔も、ペットは安定した人気を誇っています。
 特に、一人世帯や、子どものいない夫婦が増えたことにより、ペット需要は高まっており、昔から人気があった犬を、ついに猫が抜いたこともあり、テレビでも、こういった「ペットネタ」を見ない日はありません。
 ペットショップの件数も、平成24年には15,000件に迫る勢いで、まさに時代は、空前のペットブームと言っても過言ではないでしょう。
 そんな中でも、今注目されているのは、爬虫類!
 え? 爬虫類? それって、ヘビとか、トカゲとか…?
 そうです!
 えー、気持ち悪い!
 という声が聞こえてきそうですが、そうなんです。そして、飼ってみると意外と「かわいい」のが爬虫類の特徴。しかも、場合によっては、犬や猫よりも飼いやすいことがあるのです。
 芸能人の中でも、爬虫類を飼っている人は増えており、それがテレビで紹介されることもあって、少し前までは、一部の愛好家だけだった爬虫類オーナーがどんどん増えています。
 とはいえ、昔ながらの感覚では、やっぱり爬虫類に抵抗がある人も多いでしょうから、この記事を参考に、ぜひ検討してみてください!

■爬虫類が選ばれるわけ
 ではなぜ、爬虫類は選ばれるのでしょうか?
 まず大きな理由は、その圧倒的な飼いやすさ!
 どこが飼いやすいかというと、まず世話がそれほど必要ない。よって、エサ代が安い。さらに、気になるにおいや、鳴き声がほとんどない。
 この点だけ挙げれば、犬や猫に圧勝です。
 しかも、飼ってみると人間にもなれますし、意外と表情もあってかわいいのです。
 昔、お祭りなどでカメ釣りの屋台が出ていたころは、小さな手足をバタバタさせる姿に「萌える」人も多かったと思いますが、それが家で見られます。
 もちろん、爬虫類には爬虫類なりに注意をしないといけない部分がありますが、それ以上に買うことのメリットが大きいので、今爬虫類を選ぶ人が増えているのです。

■ペットショップでの扱いも急増
 そのような人気を受け、ペットショップなどでの扱いも急増しています。
 爬虫類と言えば、昔は専門店で、一部の愛好家がマニア的に楽しむものでした。が、今では爬虫類のオーナー人口も増え、飼い方の情報交換をするコミュニティも増えています。
 ホームセンターの中などの、専門店ではないテナントでも、爬虫類が扱われるところは増えています。
 さすがに、まだトカゲを散歩していたらびっくりされるでしょうが、それが変わっていくのも時間の問題。
 もう少ししたら、「オタクのリザードちゃん、かわいいわね~」となるかもしれません(ならないかもしれません)。
 扱いが増える、ということは、先にも少し書きましたように、情報量が増える、ということ。SNSの普及とも相まって、飼うためのハードルはどんどん下がっています。
 それは、飼い方での注意点から、エサの入手に至るまでがそうで、これまでは手に入りにくかった爬虫類のエサも、ネット通販で簡単に飼えるようになっています。
 このような背景もあり、今後爬虫類市場は、ますます拡大していく事でしょう!

■飼う時の注意点
 このように、いいことづくめの爬虫類ですが、そこは生き物。当然注意すべきことはあります。
 まず、温度の管理。
 爬虫類は、私たち哺乳類とは異なり、自分で体温調節ができません。ですので、冬場はもちろん、夏でも注意をしていく事が必要です。
 また、原産国によって適した環境が異なりますので、その点もしっかりと調べてから飼い始める必要があります。
 ただし、環境の適応能力については、適応が得意な種類もいますので、心配な方は、そのような種類を選ぶとよいでしょう。
 次に、成体になった時の大きさです。先ほど、カメの例を出しましたが、屋台の亀の問題点は、意外と大きくなることです。
 昔、映画「ガメラ」で、男の子がガメラの幼生を飼い始め、最初は手のひらサイズなのが、瞬く間に大型犬ほどに…
 という描写がありました。そこまで極端でないにしても、大きくなりすぎて飼い切れなくなり、野放しにしたものが野生化して、生態系を脅かす、ということは悲しいことですが怒っています。
 最後に、近所の人には、やはりあまり目に触れさせないほうがいいでしょう。ちょっと変な人と思われるぐらいならいいのですが、不要な不安を抱かせることもあります。
 このような注意点もしっかりと頭に入れて、飼うようにしていきましょう。